■ SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
高校生によりSDGsレシピ開発とオンライン食堂
神島高校「神島屋」は、平成24年度にスタートしたこの取り組みでは地域に関わることをコンセプトとし、年度ごとに自分たちでテーマを設定し、企画内容を考えながら商品開発やイベント企画、ビジネスプラン作成などに取り組んでいます。
~梅の魅力を伝えたい~
特にこだわっているのが、地域の特産品である「紀州南高梅」の魅力を地域内外に伝えることです。地域の産業について学び、商品開発を通して「紀州南高梅」をPRすることを目標として活動を継続しています。
神島高校 神島屋ホームページ
うめぇ~ってば!
紀州うめどりの梅風味おこげ ~地元の食材を詰め込みました~
和歌山を代表する農作物である梅の梅干以外の販売方法を考えるために、調味料としての梅の活用方法を考えました。「カリカリ梅」は食感を活かして、おこげのご飯に混ぜることとし、「梅酢」は紀州うめどりの下味に用いることで、味わいを高めてくれます。
また、県内でブランド化を進めている紀州うめどりは安心安全な食材でありながら味わいもよく、梅との相性も抜群です。私たちが考案した「紀州うめどりの梅風味おこげ ~地元の食材を詰め込みました~」は、神島高校オリジナルの梅酢を使用するだけではなく、梅肉、カリカリ梅、さらにメイン食材として紀州うめどりを用いた梅尽くしの料理となっています。
紀州うめどり・うめたまごの2種盛パスタ~合わせて食べると梅ぇカルボナーラ~
紀州うめどり・うめたまごをそれぞれメインの食材として用い、2種類のパスタを1枚のプレートに盛り付けたメニューとなっています。ポイントはそれぞれを混ぜ合わせることで生じる3つ目の味で、濃厚なカルボナーラに梅の酸味が合わさって、さらに味わい深い一品となっています。
和風うめぇクッパ
和歌山を代表する農作物である梅の梅干以外の販売方法を考えるために、調味料としての梅の活用方法を考えました。「カリカリ梅」は食感を活かすために最後にトッピングとして盛り付け、「梅酢」はスープに加えることで、さっぱりとした味わいと独特の清涼感を演出します。
紀州うめどりの親子バーガー ~カリカリ梅のタルタルソースを添えて~
エサとなる配合飼料に梅酢を混ぜて食べさせることで健康で安全・安心な鳥として、和歌山県がブランド化を進めている「紀州うめどり」「紀州うめたまご」を使用した親子バーガーは、バンズにもこだわり熊野米の米粉を使用して焼いた米粉パンを用いています。調味料としてマヨネーズ以外には「梅干し」・「梅酢」・「紀州産カリカリ梅」しか使用していないメニューのシンプルさもPRポイントとなります。
カレーなるトルティーヤ ~紀州梅どりと共に~
キーマカレーをトルティーヤで巻き込んだカレーは、エサとなる配合飼料に梅酢を混ぜて食べさせることで健康で安全・安心な鳥として、和歌山県がブランド化を進めている「紀州うめどり」をコーンフレークの衣でから揚げにした「梅どりのからあげ」がPRポイントとなっています。
めはりんとおにぎらずんの出会い
めはりんとは、和歌山の特産品の「めはり寿司」のことです。めはり寿司は、食べるときに目を見張るようにして食べることから、その名がつきました。おにぎらずんとは、今話題の「おにぎらず」のことで、サンドイッチのように具材を米で挟み、最後にのりで包んで切ったものです。 3種類のおにぎらずのそれぞれに違った形で梅を使っているところがポイントです。
やにこーうめぇで!紀州あがらの家族丼
開発した丼のネーミングは、地域性をPRするためにあえて田辺の方言を用いたネーミングとしました。「やにこー」は「とても」、「あがら」は「私達の」という意味で、直訳すると“とてもおいしい紀州私たちの家族丼”という意味になります。「梅やきとり」を丼の具材として使用し、かつお出汁に梅酢を合わせた和風出汁をかけてお茶漬け風にも食べていただけるところがポイントとなります。